バンコク旧市街のホロホロ優しい牛肉麺 26容易淥(Yih Sahp Luhk 26 Braised Beef)
タイ産の牛肉は、ステーキやしゃぶしゃぶなどでそのまま食べると高い割に硬くて美味しくないので、特にローカルなレストランでは豚肉や鶏肉に比べると食べる機会が少ないのですが、調理方法を工夫して柔らかく美味しい牛肉料理を提供するお店もあります。
そんな、タイで牛肉を使ったローカル料理が食べられるお店の1つ、バンコク旧市街にある26容易淥(Yih Sahp Luhk 26 Braised Beef)を紹介したいと思います。
26容易淥のオススメメニュー
店名の英語表記にもあるように、「braised beef = 弱火で蒸し煮にした牛肉」がお店の自慢。この牛肉をスープや麺、ご飯で食べることができます。
センミーという細い麺のビーフヌードルが一番のオススメです。牛肉の出汁がきいたあっさりしていて優しい味のスープに、にんにくの香りと揚げた牛脂のコクが加わり、飲み干せる美味しさ。八角などの癖のあるスパイスは使われていないので、日本人も好む味だと思います。スープの味が優しめなので、細いセンミーがぴったりです。テンダーロインのヌードルは牛肉があっさりしていて臭みもありません。
こちらも同じくビーフヌードルですが、お肉の部位がリブです。テンダーロインよりもお肉がほろほろしていて柔らかいので、私はリブの方がオススメです。
スープと一緒に炊いたご飯に牛肉を乗せたこちらのメニューもオススメ。メニュー上の表記は『claypot』です。こちらも牛肉のリブがホロホロで柔らかく、ご飯にはにんにくのきいたスープが染み込んでいます。ビーフヌードルよりもガツンとにんにくがきいたしっかりした味です。
細かく刻まれたパクチーがご飯に混ぜられていて抜くことができないので、パクチーが苦手な方は注意です。ビーフヌードルの方は後からパクチーがトッピングされているので、苦手な方は抜いてもらうこともできます。
店内の様子
ローカルなレストランですが、清潔で中華系のレトロな可愛さのある店内です。
4人席もいくつかあり、スペースはゆったりとしています。
アクセス
今バンコクで若いタイ人達が続々とおしゃれなお店を出している、レトロさと新しさが混在するエリア、旧市街にあります。近くにおしゃれなカフェもちょこちょことあるので、はしごするのもオススメです。
一番近い駅は地下鉄のフアランポーン(Hua Lamphong)ですが、駅から歩くには遠すぎるのでタクシーを利用した方が良いと思います。