肉料理が絶品のモダンタイ料理レストラン 100 Mahaseth
タイ料理はあまり肉料理が美味しいイメージがないのですが、お肉が食べたい時に行きたくなるタイ料理のレストランが1つあります。『100 Mahaseth』というタイ北部のイサーン料理をモダンにアレンジした所謂フュージョン料理のレストランで、"nose-to-tail "というコンセプト通りお肉の色々な部位を様々に調理した料理を楽しめます。
ミシュランガイドバンコクのビブグルマンにも選ばれていて、Googleのレビューなどでも評価が高い人気のレストランですが、私がオススメのお肉料理を中心にご紹介したいと思います。
アクセス
一番近い駅はBTSのスラサック駅またはサパーンタクシン駅になりますが、駅から歩くと15分以上はかかるので、タクシーが無難です。川沿いのホテルから近いエリアです。
外観と店内
一軒家の二階建てレストランで、古い家をリノベーションしたのかな、という雰囲気です。
アジアンモダンな内装。平日に訪問した際は、1階は満席で程よく賑わいのある雰囲気でしたが、2階は広々としていて空席もありました。金土の夜は満席の場合もあるようです。
オススメの肉料理
オススメの肉料理をご紹介します。お肉以外の料理やお酒のメニューもビールを中心に充実しています。
トロトロのボーンマロウ
こちらのレストランで一番有名なのが、おそらくシグネチャーのボーンマロウ。ボーンマロウ=牛骨髄のことで、骨の中心の柔らかい部分を食べます。
海外のステーキ屋さんにはよくあるそうですが、日本ではあまり見かけない気がします。
ボーンマロウ自体はとろっとろにとろけて臭みもなく、上にたっぷりと乗せられた酸味のある味付けのエゴマと絡まってしつこさも感じません。フランスパンに塗って食べたい感じです。
脂がとろけるポークリブ
ビールが止まらなくなる美味しさなのはポークリブのグリル。
噛むと香ばしさの後にジュワッと甘い脂が溶けて、柔らかいお肉に発酵した旨味がぎゅっと詰まっているのが感じられます。私はこのポークのグリルが一番お気に入りです。
ジューシーなイサーンソーセージのホットドック
酸味とハーブの香りが特徴のイサーンソーセージ。所謂ドイツのソーセージとは全く別物なのでパンに合うのか半信半疑でしたが、食べてみるとパンとの相性も良くとても美味しいです。
皮がパリッとしていて、粗挽きのお肉はしっかりめですがほど良くジューシー。内臓っぽい臭みも気にならず、ハーブも程よいアクセントです。爽やかで強めの辛さにハマります。
こちらのレストランには最近良く聞くタイのブランド牛(タイフレンチビーフなど)のステーキもありますが、美味しい和牛の味を知っている日本人には感動はないかもしれません。
また、私がホルモンや内臓をあまり食べないので、こちらでご紹介したのは比較的万人受けしそうなメニューですが、他にも色々な部位を使用したメニューがあるので好きな方はぜひ試してみてください。
メジャーなタイ料理にはもうだんだん飽きてきたなという時にも是非行ってみて欲しいオススメレストランです。