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タイ在住OLによるタイ情報

タイ在住者がもうタイ嫌い...となる瞬間 9選

タイ移住 後悔

現在タイのバンコクで働いている私はタイが大好きで、移住してきてよかったと心から思っています。しかし、海外に移住してみると日本で当たり前だった普通のことが当たり前ではなくなり、タイ移住をちょっと後悔してしまうような瞬間というのもあります。そんな「もうタイ嫌い...日本恋しい...」と思ってしまう瞬間ワースト9をを紹介したいと思います。

1.突然の悪臭が鼻を襲ってきた時

無臭であることのありがたさ...。タイの悪臭は2種類あって、1つは下水系の臭い、もう一つは屋台の食べ物の臭いです。少なく見積もっても1キロ圏内で1箇所は悪臭ポイントがあります。私の家は電車の駅から徒歩3分くらいですが、駅から家までの間に耐えられないレベルとぎり耐えられるレベルの計2箇所の悪臭ポイントがあります。いかにも臭そうな場所という訳ではなくても突然悪臭が襲ってくるので厄介です。ただ、食べ物のにおいの方はタイ料理全般が大丈夫な人にとってはそれほど気にならないいかもしれません。

2.汚水が降りかかってきた時

タイで歩道を歩いていると、雨でもないのに水が降ってくる可能性があります。1つはエアコンの配管などから垂れてくる水が頭に降ってくるパターン。もう1つは、歩道の壊れたタイルを踏んだ瞬間に、タイルの隙間に溜まった水が跳ねて足がびしょびしょになるパターンです。後者は気をつけていれば大丈夫でしょと思うかもしれませんが、見た目では案外わかりません。むしろ絶対大丈夫そうなタイルを踏んだ時に限って割れていて、てこの原理で水が勢いよく跳ねてくるのでかなりウザめです。

3.雨季に洗濯を失敗した時

雨季の洗濯物はかなりのストレスです。日本の梅雨と同じようなジメジメした季節ですが、梅雨よりも期間が長いのでちょっとうっかりすると洗濯トラブルが起きます。まず洗濯物を外で干すと濡れるので部屋干しします。そうすると洗濯物が臭くなります。殺菌して臭いを消すために高温で洗濯します。高温により色物から色うつりして白い服が無くなります。あと、パンツの形状記憶のセンタープレスが無くなります。タイのせいというより完全に自分のせいなんですが、雨季はこれの繰り返しです…。

4.職場の日本人がウザかった時

このタイミングで最もリアルな後悔ポイントです。皮肉なことに、タイにきて一番のストレス源は日本人です。仕事での無理な注文、高圧的な態度、セクハラ...だいたい日本人です。もちろんいい人の方が多いのですが...。

日本が窮屈で東南アジアの日系企業に転職を考えている場合、日本にある日系企業よりも体質が古いことがあるので要注意です。

5.おしゃれな服が買えない時

タイには服を売っているお店自体はたくさんあるのですが、キレイめでシンプルで質の良い服があまりありません。タイのファッションは韓国に系統が近く、可愛すぎ or モードすぎ or セクシーすぎ、という感じです。値段は安いのですが、品質もデザインも相応です。タイの若いデザイナーさんの服でセンスの良いものがあったりもしますが、探すのが大変なので結局ZARA、UNIQRO、COSの3択に落ち着きました。タイにもOLの味方『united arrows』か『tommorowland』があればもう少しQOLが上がりそうです。

6.家でゴキブリが歩いていた時

タイ大好きな夫が唯一「日本に帰りたい...」と呟いていたのが、ゴキブリが我が家の壁を歩いていた時。日本ではそこそこ新しいマンションの2階以上に住んでいればほとんどゴキブリは見ないものですが、タイではどんなに部屋を清潔にしていてもゴキブリが出ます。ゴキブリ対策グッズで万全の体制をとるか、業者に駆除してもらう必要があります。

7.水道から変なものが出てきた時

タイの水道水が飲めないことは有名ですが、見た目は普通にきれいな水なので普段シャワーなどで利用していて汚いと感じるようなことはありません。

しかし、シャワーヘッドを取り替えたり、浄水器を取り付けたりするときに水道管の先のフィルターをはずすと、謎の塊のようなゴミのような変なものがフィルターに引っかかっていて、ゾッとします。水を使うことは避けられないのでなるべく水道管には深入りしないのが一番。知らぬが仏です。

8.巨大なカエルとカタツムリに遭遇した時

タイは南国なので基本的に虫が大きいのですが、虫はまだいいとして、カタツムリとカエルの大きいバージョンが恐怖です。だいぶ個人的な基準ですが、虫はまだ表面が乾燥してる感じなので耐えられますが、表面がぬるっとして濡れている感じのカタツムリやカエルの大きいバージョンに出会った時は本当に背筋がゾッとします。

9.日本が長期休暇の時

年末年始、ゴールデンウィーク、お盆のある日本と比べると、タイは連休が少なく、長期休暇言えるのはタイのお正月であるソンクランだけです。長期休暇中の日本の友達のSNSを見てしまうと、とても羨ましく思います。南国のタイに来てまでなんで私は働いているんだろうという気分になります。

まとめ

繰り返しですが、私は基本的にタイが大好きなので、「もうタイは嫌い!」と思っても次の日にはタイ大好きに戻ります。ここで上げたことのほどんどがしょうもないことなのですが、他に思いつきませんでした。(本当は10選にしようと思いましたが9個しか思いつかなかったので諦めました。)一般的に言われているバンコクのひどい渋滞やタイ人のルーズさなどが気にならないタイプだからというのもあるかもしれませんが、移住はさておき、旅行においてはあまりタイを嫌いになるような瞬間は訪れないのではと思います。